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社長のひとり言

『T.A.P』始まっています。

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『T.A.P』始まっています。

『T.A.P(タップ)【THEATER ANYWHERE PROJECT】』

始まっています!

3月公演が2回と4月公演が明日で2回と、4公演目に突入しております。

立ち上げから、バタバタと始まりまして、その間に個人的には会社設立の発表やらなにやら、本当に激動の3月4月でしたが、あっという間の4回目。

まずはここまで来れたこと、本当にありがとうございます。

そして何より、4回ともに満員御礼、心からの感謝感謝でございます。

毎回会場満員のお客様、朝10時からわざわざご来場いただき、本当に有難い思いです。

毎回、メンバー構成を変えつつ、やらせてもらってます。

稽古して、一度きりの本番やって、また稽古して、また本番やって、また新メンバーで稽古して、と無限のループを繰り返した2ヶ月です。

しかし、これは正直に言いますが僕個人的に非常に新鮮な気持ちであります。

なんだか新しい事をしているわけではないし、どちらかというと逆行しているというか、時代が戻ってるじゃねえか、感はあったりしますし、単純に色々な人と毎回形を作らなければいけないので、大変ではあるのですが、やる事自体はシンプルです。

単純に、大変、ってだけの削ぎ落としたシンプルな形が、結果、とても新鮮だったりしています。

改めて、この企画は

「劇場ではない場所で演劇をやる」

という挑戦です。

「漁師の店 FISHERMAN’S KITCHEN」

劇場ではない、そこで、朝10時から演劇をやる。人がいて、場所があります。

最初オーディション時点でのコピーは

「あなたが立てばそこが劇場」

でした。

でも、実際にやってみて、やっぱり確信だったというか今はやっぱり、こう思えています。

「みんながいれば、どこだって演劇」

演じる人がいて、観に来てくれる人がいて、その場に関係性が生まれる。それだけで、成立するものがあるのだなあと。

そしてこれはもう、完全に観に来て下さってる皆様が、関係性を成立してくれて構築してくれているわけなので、改めての感謝なのです。

皆様が、演劇にしてくれる。

デジタルの時代に、なぜこんなことをやるのか。今の時代、表現はどんどん進化しています。映像も、音も、空間も、いくらでもすごいものが作れる。生まれる。

それは本当に素晴らしいし、僕自身も大好きです。

でも同時に思うのは、最後に残るのは、やっぱり人間だということです。

どんなに技術が進んでも、それを観るのは人間で、感じるのも人間で、面白いと思うのも人間です。

だから、デジタルが進化すればするほど、人間のそのままの力も同時に我々自体が再認識するのだなあも。

T.A.Pは、その極端な形なのかもしれません。 でも、別に真新しくないです。全く新しくない。

やはり、誰と、どこで、何を、やるのか、いうのがやっぱり大事だなあと。

近い距離だと逃げ場がないし、誤魔化せない、みたいな話しにもなりがちですが、観てくれる皆様の方が圧倒的に前のめりで望んでくれてるというか、皆様もパワーを使ってみてくれていると思います。

つまり、お互いに逃げ場がないし、誤魔化せない(笑)

本当に益々、その様なパワーを覚悟して観に来てもらえる事に感謝感謝、大感謝なのです。

劇場ではない距離感はまた少し特殊というか特別な感覚ですね。

そしてもう一つ。

やっぱり、人は人に感動するというか、知らなかった人同士が出会って、同じ空間を共有して、少しだけ関係が生まれる。

それ自体が、もうエンタメなんだなあと。

正直に言うと、この企画単体で、大きな利益は絶対に出ません。

でも、ここは、

価値を生む場所であり、関係を生む場所であり、

次に繋がる発信基地です。

表現者にとっての実家みたいなもの。戻ってこれる場所であり、ここから出ていける場所。

そして、お客様にとっても、

「なんか面白いことやってる場所」

として、ふらっと来てもらえて安心出来るような場所になったらいいと思ってます。

まだ始まったばかりです。

でも、始まったからこそ、見えてきたものもあります。このプロジェクトは、止まらずに続けていくことで意味が出るものだと思っています。

場所も変わり、形も変わるかもしれない。

でも、

「人がいれば成立する」

という核だけは、変わらないとおもいます。

最後に改めて。

『T.A.P(タップ)【THEATER ANYWHERE PROJECT】』

ちゃんと、始まっています。そして、面白いことになっています。

もしまだ観ていない方がいたら、一度、体験してみてください。

きっと、

「演劇ってこういうことか」

と、きっと、少しだけ思ってもらえる瞬間があると思います。